Nuxeoでは、常に、自社のデジタル資産管理方法に改善の余地がある、または改善することが必要であると認識している見込み客と話し合っています。企業が急速に変化するコンテンツ環境を利用できるようにするための個人的な使命を担っているのは、誰でしょうか?

残念ながら、リーダーシップは孤独な任務だといっていいでしょう。今日とは違う自社のビジョンを持つことは、必然的に他人が見ていないものを見ることを意味します。

Forrester TAPチームの技術開発を担当するリーダーであればご存知かと思いますが、最近発表されたForrester Consultingの調査[1]によれば、企業の技術革新の取組みは単独である必要はなく、リーダーのビジョンや野心的目標は他の企業リーダーとも共有されています。

NuxeoはForrester Consultingに依頼し、北米およびヨーロッパの数十億ドル規模の企業で働く100人以上のマーケティングリーダーと技術リーダーを調査しました。デジタルアセット管理(DAM)の使用、その期待される成果、成功事例と失敗事例について調査を行いました。

私は、市場は概ね、正しいことを考えているという調査結果に勇気づけられました。野心的目標を実現できる組織は、実り豊かな成果が得られるでしょう(そして、実現できない組織の場合、あるいはさらに悪ければ、夢を描くことさえしない組織の場合は、残念ながら厳しい状況に置かれることになります)。

以下に、3つの調査結果と私の見解を示します。

  • 今日では、企業全体の40%未満の企業が単一のエンタープライズDAMソリューションを使用している

    この結果はそれほど驚くことではありません。カテゴリとしてのDAMは、最終アセットのリポジトリとして開始されました。アセットの墓場。そのアイデアを表すDAM 1.0は、エンタープライズソリューションとは言えませんでした。成長するにともない、上流のアセット収集と下流の配信ポイントに接続が追加されました。このコンセプトを表すDAM 2.0は、興味あるものでしたが、依然として部門中心でした。

    私たちは今、DAM 3.0に移行中です。メディア業界以外の企業がコンテンツパブリッシャーになり、より短期間のタイムラインでより多くの地域、顧客セグメント、チャネルにおいてかつてないほど変化の速いメディアのキャンペーンとコンテンツ戦略を実行すると、リーダーは、コンテンツのサプライチェーン全体を管理する必要があることを認識し始めています。つまり、コンテンツの作成場所、また作成、再組み立て、編集、レビュー、配信、測定などの方法の管理が重要なビジネスプロセスとして認識されています。その結果、リーダーはエンタープライズDAMが必要であることを認識しましたが、そのほとんどはまだ改革の途に就いたところです。

  • 現在のDAMソリューションは、既存のツールの統合と生産性の向上を適切に行うことができない** - 最も重要なDAMソリューションの特徴は、クラウドサービス、クリエイティブツール、または既存のエンタープライズシステムとの統合機能に関係する

    あるレベルで見れば、上記の最初の点は驚くべきことです。上述したように、DAM 2.0はすべて、上流と下流の接続性に関係するものです。しかし、別のレベルでは、全く驚くに当たりません。Chief Martecによれば、2011年以来、Martech環境のソフトウェアツールの数は150から5,000に増加しました。どの大企業にも、ユニークで継続的に変化する構成、マーケティングスタック、その他にも、主要なデジタルアセットへのアクセスを必要とするマーケティング分野(CRM、サービス、請求書発行など)を管理する非常に多くのツールがあります。

    DAM 2.0の時代を定義した多くのレガシーDAMプロバイダは、顧客層の多様なニーズを認識しそれに対処する代わりに、DAMをWebコンテンツ管理システムなどのより幅広いマーケティングスイートに統合してクロスセリングの機会を創出することに重点を置いていました。

    エンタープライズDAMがこうした複雑なエコシステム内で作業するには、統合がより容易でなければならず、上記の2番目の点は企業がそのことを明確に理解していることを示しています。これは、最新のAPI、拡張可能な設計、オープンな文化を意味します。

  • 一方、キャンペーンの刷新には、多くの人が予想するものよりも広く認識されているDAMの実装によるビジネス上のメリットがある

    正直言うと、これには少し驚いています。DAMの実装を行っている人であれば、その取組みを推進するロジックの一環として、コンテンツとキャンペーンの有効性を高める計画を立てると期待したいですが、回答者の中、キャンペーンの成功を促進することを期待しているのはわずか30%でした。おそらく、当初は期待していたのでしょうが、失望に終わってしまったのです。または、ITコストの節減(期待される最大の利益)のような、より予測可能な事例を確立したいのかもしれません。あるいは、キャンペーンの改善をDAMプロジェクトによって実行する方法が分からないのかもしれません。

    個人的な意見としては、DAMベンダーが最も重視している確実なメリットはコストとリスクの削減でしょう。業界として、この関連性を掘り下げ、期待を心強い現実に変えるために取り組むべき作業がもっとあると思います!

この調査では、変化に対応する事例を構築し、事前にリスクを特定し、ステークホルダー、コンサルタント、将来のDAMベンダーに的確な質問をする際に役立つ興味深い調査結果が数多く提供されています。

  • 企業がDAMを導入するために既に取り組んでいる重要な作業と、来年に取り組む予定の行動
  • 企業が探し求めているトップ8のDAMソリューションの特性
  • エンタープライズDAMを導入した企業が期待したトップ10のメリットと実際に経験したトップ10のメリット

詳しい情報について知りたい場合ここからForrester Consulting調査の無料コピーをダウンロードしてください。

[1] 「デジタルアセット管理ソリューションの力を引き出す」(Nuxeoの委託によるForrester Consulting社の調査、2017年6月実施)。