APIファーストを売り物にしているベンダーは数多くありますが、本当のところ、何を意味するのでしょうか。

開発者にとって、これは、REST APIまたはCMISを介して簡単に他のシステムやアプリケーションと統合できることを意味します。また、アーキテクチャが非常にプラガブルで、機能を拡張する拡張ポイントが多数あることを意味します。さらに、あらゆる機能がAPI経由でアクセスできるということでもあります。

##REST APIが御社の事業にとって重要な理由は?

移行ではなく統合を選ぶ企業は、次のようなメリットを得られます。

  • 生産性が高まる
  • 新しいアプリケーションの市販までの時間を短縮できる
  • 既存のインフラを有効活用できる

APIファーストのプラットフォームで構築されたアプリケーションは、他のシステムやアプリケーションと簡単に統合できるため、レガシーのソリューションや部署ごとのソリューションがもたらす情報のサイロ化を回避できます。

縦割りに分断されたシステムの問題点の例を挙げています。
あるグローバルな広告代理店が、映画製作会社から一連の画像および動画のライセンスを取得しました。映画製作会社から、広告代理店の法務部に対して使用規約を定めた契約書、マーケティング部に対して画像と動画が送信されました。この状況で、マーケティング部と法務部が別々のアプリケーションを使用していて、それらが連動していなければ、マーケティング部は、画像と動画をいつ、どこで、どのように使用できるかが分からず、また法務部は、マーケティング部が契約を順守しているかどうかが分からなくなってしまうかもしれません。結果的に、訴訟のリスクを高め、社員の生産性を低下させ、売上高や顧客満足度に悪影響を及ぼしかねません。

スタンドアローンのDAMツールとレガシーECM技術の多くのは、業務の複雑さに対応しながら既存のシステムとプロセスを効果的に統合することができずにいます。

[製品ではなくプラットフォームを選択することが望ましい]とNuxeoが考える理由をこちらからお読みいただけます:(/ja/blog/information-management-api/)。

Nuxeo PlatformはAPIファーストで構築されています。

Nuxeo Content PlatformのAPIファーストのアーキテクチャは、既存のシステムとデータソースをそのまま、新しいワークフローに統合できるようにします。既存のシステムとプロセスを最大限に活用することで、その価値を数倍に高め、効率を改善して、売上高を伸ばし、市場での競争力を高めることができます。

APIファーストのアーキテクチャのメリットは、統合を容易にすることだけではありません。優れた最新技術が登場するたびに、随時導入できるようにします。開発者は、Nuxeo Platformの様々なコンポーネントを、会社の要件に合わせて入れ替えることができます。あらゆるシステム、ツール、アプリケーションに合わせて数百、時には数千ものコネクタを構築しなくても、NuxeoのREST APIを使用して必要なシステムに接続し、御社の業務にとって理にかなった設定をお使いいただけます。

NuxeoのREST APIの詳細

NuxeoのREST APIについて、詳しくは[こちらの技術概要説明] (/resources/exploring-the-nuxeo-rest-api-ebook/) をお読みください。他のHTTP APIとの違いを分かりやすく解説しています。

また、[REST APIテクニカルマニュアル] (https://doc.nuxeo.com/nxdoc/rest-api/) もお読みいただけます。さらに、[Hyland Universityのクラス] (https://university.hyland.com/courses/e4138) にもご登録いただけます。