自分とテクノロジーツール、主導権を握っているのはどっちか?


Tue 11 July 2017 作成者: Uri Kogan

注記:この記事は、「コンテンツの爆発的増加への対処」に関するシリーズの4回目の投稿です。前回までの投稿では以下に焦点が当てられました。
1.コンテンツの爆発的増加
2.ソリューションの採用の促進
3.全コンテンツを一箇所にまとめようとすることが賢明でない理由と、その代わりに何を行うべきか

オンプレミスでコンテンツを管理する場合は、多くの妥協が必要となります。

大規模組織には、デジタルアセット管理システムによって提供されるサービスに対する厳しい要求がつきものです。以下はその例です。

  • さまざまなユーザのために多数のレンディション、トランスフォーメーション、画像形式を生成する必要がある
  • 世界中で連携するチームが大量のコンテンツをただちに利用できるようにする必要がある
  • ビデオをトランスコードする必要がある
  • さまざまなチャネルにコンテンツを配布する必要がある

オンプレミスアプローチでは、システムの過負荷状態、数千人のユーザによって利用されるインターフェイスがビデオのトランスコードでビジー状態になった場合の低速化、大量のストレージ容量の確保、帯域幅の制限超過、ジャストインタイム環境におけるコラボレーションと物流の低速化などを心配しなければなりません。

また、アップロードするコンテンツを綿密に記述する作業には多大な手間がかかるため、ユーザ側にも厳しい要求がのしかかります。

幸いなことに、これらのサービスをクラウドに配置すると、その効果をはるかに高め、負担を軽減することが可能になります。

コンピューティングとストレージの瞬時の拡張やトランスコーディングなど、クラウドサービスを利用できるよう正しく設計されているシステムでは、テクノロジーの制約を考慮した設計から脱却して、や理想的な仕事の方法を中心に設計を進められるようになります。

たとえば、ビデオ処理をオフロードしてバックグラウンドで実行すれば、関係者全員の作業を足止めしたり、待機中を示すスピニングサークルが画面に長々と表示されたりするのを防ぐことができます。また、レンディションと自動的に作成して、誰でもすぐにアクセスできるようにすることも可能です。

レンディション

クラウドを利用すると、コンテンツを非常に詳細に記述できるため、コンテンツの検索と再利用も簡単になります。

たとえば、コンテンツのタグ付けをすべて手動で行おうとすると、リソースの制約を受けます。また、関連部署やユーザにとってその作業がどれだけ重要であるかや、時間的余裕がどれだけあるかによって、詳細な記述を指定することなしにコンテンツがアップロードされる可能性もあります。また、ユーザが検索時に使用する言語を関連部署がすべて把握しているとは限らず、同じことを記述するのに部署によって違う語彙が使われていることも考えられます。

自動タグ付け

一方、人工知能に基づく自動タグ付けでは、テキスト、気分、ランドマーク、ロゴなどを抽出するキーワードを使用して、コンテンツに容易にラベル付けすることが可能です。クラウドサービスなしでこれを行うことは不可能です。

クラウドサービスの価値が広く認識されるようになっていることは、大変喜ばしいことです。Forrester Consultingが実施した調査で判明しているとおり、デジタルコンテンツテクノロジーの購入者は、ベンダー選定時の最重要条件としてクラウドサービスを挙げるようになっています。

本シリーズの次回の投稿では、あるお客様の事例を取り上げ、デジタルアセット管理システムがコスト削減と生産性の向上にどのように役立つかについてご説明します。


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