Gartnerが最近、「デジタルアセット管理(DAM)のマーケットガイド」2018年版を発行しました。これは企業がDAMプログラムの主な要件を定義する際のリソースとされています。この複雑かつ新しい市場分野を理解するために参照する重要な情報です。

Nuxeoは、このレポートで取り上げられたわずか20社のなかの一社となりました。

急速に成長するDAM市場

Gartnerのマーケットガイドに取り上げられたという事実は、成長著しいDAM市場の新たなベンダーという弊社の地位をさらに強化するものです。実際、この市場は急速に成長しています。

企業のマーケティング担当者は今や、自社のマーケティング関連資産を確実に管理し、コンテンツ運用の規模を拡大することを非常に重視するようになっています。そしてこれらの優先課題が、DAMプラットフォームに対する大型投資を刺激しています。

Gartnerが2017年末にマーケティング分野の意思決定者を対象に実施した調査では、2018年に優先的に取り組む最重要デジタル課題として、コンテンツ制作とコンテンツ管理の2つが挙がりました。この調査では、2017年のマーケティング予算の7.4%がコンテンツ制作に充てられたことも報告されました。また、Gartnerのマーケットガイドは、2016年から2017年の間に「マーケティング担当者から寄せられるDAMについての問い合わせは3倍に跳ね上がった。この問い合わせの増加傾向は2018年第1四半期も継続し、前年同期比で2倍近く増加した」としています。

2018年版DAMマーケットガイドの要点

Gartnerは、年版DAMマーケットガイドで、DAM市場に影響しているいくつかのニーズや成長要因を指摘しました。例えば、次のような点が挙げられています。

より良いコンテンツ資産管理に対するニーズが高まっている。これを後押ししているのが、マーケティング体験のビジュアル化、新しいフォーマットの実験的な試み、多数のチャネルにわたるリアルタイムのパーソナライゼーションといった要因である。 多岐にわたる用途、実装オプション、導入スケールをサポートすることがDAMソリューションに求められるようになっている。マーケティング担当者は、DAMプラットフォームに望むシナリオを明確に定義しなければならなくなっている。
*マーケティングのあらゆる側面でDAMのニーズが高まりつつあるのを受けて、ベンダーは統合とネイティブ機能の構築を追求するようになっている。結果として、機能が集約される一方で重複や複雑化も生じており、マーケティング担当者にとって行動が取りにくい市場になっている。

GartnerのDAMマーケットガイド

Nuxeoがこのマーケットガイドに取り上げられた理由は、このプラットフォームがアセットのストレージにおいて高レベルの柔軟性を有し、クラウドのストレージサービス、ネットワークサーバ、エンタープライズファイル共有サービスなど多数の環境でホストできるからだと、弊社では考えています。この柔軟性により、Nuxeoは、すべてのコンテンツリポジトリにわたるメタレイヤーとして機能して、バッチ処理によるアセットの取り込みを行わなくても検索できます。

DAM市場についての最新情報は、Gartnerの2018年版DAMマーケットガイドをお読みください。弊社から無償で提供させていただきます。

弊社は、このレポートに取り上げられたことを、非常にうれしく思っています。それは、弊社が持つ市場への見解を後押しすることでもあるからです。すなわち、企業は自社の業務に順応するDAMソリューションを求めているのであって、ソリューションに合わせて業務を変更したいとは思っていないということです。Nuxeoでは、今後もDAM市場でのフットプリントを拡大し続ける所存です。なぜなら、企業は、無駄な努力を最小限に抑えながら、コラボレーションとイノベーションを向上させる、柔軟性とスケーラビリティの高い最新のソリューションを必要としているからです。


出典:Gartner「Market Guide for Digital Asset Management」(Bryan Yeager著、2018年6月4日)

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