Lisa MarcusNuxeo社で政府機関担当副社長を務めるLisa Marcusをご紹介します。対連邦政府業務について豊富な知識を有する同氏は、この分野におけるNuxeoの事業拡大に取り組んでいます。

インタビューの内容をご覧ください。

Q:Nuxeoに加わる前のご自身の業界経験と、Nuxeoに入社することを決めた理由についてお聞かせください。

私は、次のような仕事の側面に情熱を感じています。

  • 一人ひとりが優秀でチームとして優れた成績を生み出し、一緒に仕事をするのが楽しい同僚や部下とかかわりあうこと
  • お客様のミッションに無二の価値をもたらすような、斬新な破壊的技術を実現すること
  • お客様とNuxeoの両方にとって重要な成果を上げること

心から楽しめることを行える環境を自分の周りに整えるようにしているので、「仕事」のように感じることはありません。このような環境を部門全体でも整備したいと考えています。

こうした環境は、私がNuxeoに加わったときにすでに一部の分野で実現しており、その範囲はさらに広がりつつあります。たとえば、お客様、テクニカルチーム、経営陣、そして取締役会のエネルギーは、素晴らしい波及効果を及ぼしています。先日開かれたMongoDB Worldイベントでも、当社のブースは大盛況でした。プレゼンテーションとデモには、大勢の参加者と見学者が毎回集まりました。

私はビッグデータの分野に10年以上携わっています。テキスト、ドキュメント、動画、ツイート、音声、画像など、コンテンツは種類を問わず重要なアセットです。Nuxeoは、変革的な方法でこれらのアセットから価値を引き出せるようお客様をサポートしています。Nuxeoが採用している最新のアーキテクチャアプローチでは、リスクを低減できるだけでなく、オープンソースとオープン標準に基づく将来の環境にレガシー環境から移行するプロセスを、総入れ替えを伴わずに進めることも可能です。何と素晴らしいバリュープロポジションでしょう!

父が建築士であったこともあり、子供の頃からモノを組み立てることが大好きでした。政府機関担当副社長という役割では、米国連邦政府と北米政府機関を対象としたNuxeoの事業拡大に取り組む機会を与えられています。現在当社は、お客様の成功を最大限に実現できるよう、キーパートナーシップで構成される強力なエコシステムの構築とチームの拡大を進めています。巨額の利益をもたらす可能性を秘めたNuxeoという会社で事業拡大に貢献できるチャンスは、辞退することなど考えられないほど私にとって好機だったのです。

Nuxeoに入社する前の20年間には、ソフトウェアセールスとマネジメントのさまざまなポジションを経験しています。ソフトウェア分野でのキャリアは、初期の頃のMicrosoftの連邦政府向けセールス担当者の一人としてスタートさせました。その後、Orackeに数年間勤務し、さらにその後、IBMの国家安全・司法各省向けソフトウェアチームの指揮を執りました。また、これら3社以外に、以下のテクノロジー3社の対政府業務の立ち上げを支援する機会にも恵まれました。

  • Groove Networks:セキュリティコラボレーション機能を提供。創設者はLotus Notesを発明したRay Ozzie氏。同社はMicrosoftによって買収されました。
  • Netezza:初のデータウェアハウスアプライアンスの一つ。IBMによって買収されました。
  • MarkLogic:Nuxeoパートナーの一社。NoSQLデータベース分野への早期参入を果たしました。Dave Kellogg氏がCEOを務める時代に同社に勤務できたことは幸運でした。

Q:Nuxeoでのご自身の役割についてお聞かせください。

米国政府、カナダ、州・地方政府、関連ソリューションパートナーをカバーする、Nuxeoの北米政府関連業務を指揮しています。私の役割は、これらの分野における当社の取り組みを成長・発展させることです。連邦政府部門に固有の標準や要件を満たし、それを上回る成果を達成できるよう、実務面での補強が重点的に進められています。これまでのところ、AmazonおよびMicrosoft各社との提携強化が実現しています。Nuxeoは今や、Amazon(「GovCloud」)とMicrosoft Azureの両方の政府機関向けクラウドで利用できるようになっています。また、Red Hat、MongoDB、MarkLogicをはじめとしたテクノロジーパートナーとの提携も緊密化させており、Nuxeoの機能をお客様にフルに利用していただけるよう、主要FSIを対象としたトレーニングの提供、認定、提携を急速に進めています。また、政府機関向け再販パートナーのCarahsoftおよびFedDataと提携し、同社の主要仕入元の一社に名を連ねたことも大変喜ばしいことです。

Nuxeoでは、チームの拡大も急速に進めており、優秀な人材のさらなる獲得に注力しています。政府機関向け事業部門の新しい本社オフィスは、その立地条件の良さで社員から好評を得ているようです。バージニア州タイソンズに位置する、オープンで活気あふれるオフィスは、新設された地下鉄の駅からほど近く、パートナー各社やお客様組織、さまざまなレストランやバーへのアクセスも簡単です。また、政府機関に最良のサービスを提供するための方法に焦点を合わせたイベント・活動を近日中に開催し、参加する予定です。

Q:米国連邦政府に関連した業務に加え、エンタープライズコンテンツ管理イニシアティブに大変精通していらっしゃいます。現在この業界には、どのような主要トレンド/イニシアティブ/課題があり、それらの課題を解決するためNuxeoはどのように取り組んでいますか?

効率化とコスト削減を同時に実現してサービスを向上させること以外にも、Nuxeoがその実力を発揮できるイニシアティブはいくつかあります。

まず、連邦政府の記録管理指令M-12-18に定められているように、連邦政府はデジタル政府への移行にただちにコミットすることによって、記録の透明性と効率性を確保し、説明責任を明らかにするとともに、オープン性を促進し、長期的なコスト削減につなげる必要があります。政府機関はこの目標を2019年までに達成する必要があり、連邦政府機関による永続的電子記録の管理はすべて電子形式で行われるようになります。連邦政府の記録はもはや文書に限定されません。この指令では、リッチメディア、ソーシャルメディア、写真、音声、動画を含む、*あらゆる電子記録*を管理対象とすることが義務付けられています。レガシーシステムでは、文書しか管理されない場合がほとんどでした。そのため、この指令の発令を受け、システム刷新の取り組みが盛んに進められるようになっています。Nuxeoの最新のアーキテクチャによって、政府機関はアプローチを合理化し、複雑性を緩和させながら新しい要件を満たすことができます。ひいては、歴史上重要な連邦政府の主要アセットを管理する取り組みにおいて、コストの削減と成果の向上を同時に達成することが可能になります。

Nuxeoは、デジタルアセット管理(DAM)分野で商業的な成功を収めているリーダー企業です。政府機関もDAMシステムを利用していますが、この機能には他の用語を使用するのが一般的です。この変化が見受けられるようになる中、政府機関のユーザの間では、エンタープライズレベルのソースを作成して、多様な再利用可能アセットを管理できるようにすることの価値が認められつつあります。実際、状況認識アプローチに不可欠な要素としてDAMを採用する可能性を、現場とオペレーションセンターの両方で探っている政府機関が少なくとも1つあります。このことはNuxeoにとって、主要ミッションの成果達成を支援する機会がさらに広がることを意味します。

政府機関はまた、モビリティの促進と紙文書の削減を目的とした、さまざまなデジタルイノベーションを導入しています。政府機関が収集、管理、使用、報告、配布するデータは莫大な量に上り、この量は急速に増加しています。Nuxeoでは、政府機関に固有のこうしたニーズを満たすよう設計された、柔軟性と拡張性が本質的に高いソリューションを提供しています。

もう一つの顕著なトレンドとして、クラウド環境への移行があります。Nuxeoはクラウドネイティブであるため、クラウド環境で優れたパフォーマンスを発揮する設計になっています。また、サービスベースのアーキテクチャとユニバーサルデータモデルを採用しているため、レガシーのデータ/コンテンツソースにすぐに接続できます。これによって政府機関は、重要なコンテンツへのアクセスを維持したまま、よりインテリジェントかつ低リスクのアプローチでレガシーシステムを徐々に置き換えることが可能です。

Q:使用事例をいくつか挙げて簡単に説明していただけますか?

現在、連邦政府向け事業分野では、以下の項目に重点が置かれています。

  • ケース管理 - コンテンツとバージョン管理を中核としたアプローチだけでなく、強力なワークフロー/ルール機能も確立することにより、包括的で拡張性に優れた単一環境でケース管理アプリケーションを使用できるようにしています。特に民間部門のアカウントを対象に、幅広い使用事例を取り扱っており、これには、ヘルスケアアプリケーションや不正対策のほか、政府機関とその構成員の間のトラッキングサービスが含まれます。

  • もう一つのフォーカスは、モダナイゼーション(「デジタルトランスフォーメーション」、「イノベーション」とも呼ばれる)です。まさにこのトピックに関する「テクノロジーウィーク」がホワイトハウスで最近開催されているとおり、政府機関の技術基盤をモダナイズし、ビジネス感性を高めることが大きな注目を集めています。レガシーシステムの数は驚異的です。政府機関はこの状態に対応するため、コストのかかる旧式のプラットフォームやサイロ化されたアプリケーションから、モダンなアジャイルアプローチ、クラウド、マネージドサービスへの移行を進めています。この分野はNuxeoにとって、テクノロジーパートナーや実装パートナーと協力して政府機関をサポートする機会が豊富にあると考えられます。

Q:自由時間はどのように過ごしていますか?

家族や友人と過ごすことが多いです。長い一日の後でくつろげるよう、タブレットでゲームをするのも好きです。夫と2人の成人した子供たちはみな背が高く、ジョークを言うのが好きです。誰が一番面白いかや、誰が一番上手に私をからかえるかを競い合っているかのようです。また、とても元気なラブラドールレトリバーの子犬、ロージーも家族の一員です。

Lisa Marcusと家族スポーツやスポーツ観戦のほか、音楽や演劇、映画、アドベンチャーも家族で楽しんでいます。私は勝っているときだけそのチームを応援するので、家族からはそのこともよくからかわれます。お察しのとおり、私は勝つチームのファンです。応援しているチームは、出身地シカゴやワシントンDCのチーム、子供や自分の出身大学のチーム(オレゴンダックス、USCトロージャンズ、マイアミハリケーンズ)などです。カブスが昨年のワールドシリーズで優勝した後は、カブスをまた熱狂的に応援するようになりました。この夏は、優勝のロゴが入ったウェアを着てカブスの試合を観戦できるのを楽しみにしています。

アクティブなバケーションも私たち家族の趣味です。タンザニアとケニアのサファリで過ごした数週間に及ぶグランピングでは、ライオンやキリン、ゾウ、サルをすぐ近くで見ることができ、大変楽しい思い出となりました。この旅では、夕食に向かう途中で息子がスイギュウに遭遇するという、スリリングな出来事もありました。次の家族旅行では、ペルーのマチュピチュでインカトレイルをハイキングして、できたらアマゾン川を訪ねてみたいと考えています。目下のところのアドベンチャーは、私と一緒にパドルボードを楽しめるようロージーをトレーニングすることです。うまくいくよう祈ってください!