Nuxeoには、当社独自の製品チームによって多くの改革作業が行われている総合的なコンテンツサービスプラットフォーム(Content Services Platform)があります。チームはとりわけ新しい存在ではなく、顧客と市場の両方の要望に応えられるよう以前から尽力しています。

2017年の後半に、ポルトガルのプロダクトマネジメントの最大のイベントProductized.coに参加し、製品を設計してユーザーエクスペリエンスを向上させるための専門知識を深めたメンバーもいました。

国際的な聴衆とさまざまな講演者とともに、2日間にわたりプロダクトマネジメントと新製品のコンセプト考案に関する意見が交換されました。誰もが目の前のタスクに全力で取り組んでいたので、解決策がないときも、間違いなくコンセプトは考案されていました。

イベントに参加したプロダクトチームの大半のメンバーは、実際には思った以上に多くのこと、つまり、同じ困難、同じ展望、同じプロセスを多く共有していました。私たちは、アジャイルな世界に住んでおり、実行することすべてが無駄のない創造とコンセプトの考案に従う必要があります。そうしないと、市場のニーズと進化を見失うリスクがあります。

Productizedでは、抽象的な要件を満たす素晴らしいアイデアを目の当たりにする機会がありました。独自の創造性を発揮し、それをプロダクトディスカバリーに適用することを学びました。

この会議では、世界中の製品チームの取り組みを分析するだけで、製品開発分野のさまざまな開発担当者から多様な発想の全体像を得ることができました。たとえば、ベストプラクティス、疑問、日常業務などを比較することです。私は特に、このイベント全体に浸透している透明性とオープンキッチンのアプローチに感銘を受けました。このようなものは、Nuxeoの製品とワークカルチャーの基盤となっているからです。

私たちは、Futurice(フィンランド)のLean Service Creation、Rian Van Der Merwe(米国)と共同のWildbitのProduct Design ProcessおよびProduct Management 101など、各種ワークショップに参加しました。
私は特に、Lean Service Creationに感銘を受けました。そのコンセプトに基づいて、私たちは会議の形式、来年には改善できるもの、そしてそれを可能にする理由と方法について考えました。

これは、抑制をなくし、コラボレーションツール(ポストイット+ウォールキャンバス)に取り組み、可能なアイデアに基づいて他のプロダクトマネージャーやデザイナーと共同で創造に取り組む最適な方法でした。興奮冷めやらぬ中、最終的に、完全なリーンデザイン思考方法論を発表しました。この独自のアイデアが実装には最良である理由について、聴衆に5分のピッチで説明しました。

最終日には、素晴らしいプレゼンター達がこの同じアイディアで講堂のステージに興奮をもたらしてくれました。共同制作環境を改善することで、設計、製品、開発の各チームが最初から協業できるようにすることです。この新しいアプローチにより、製品制作の各ステップにまつわる多くの誤解や理解の欠如を防止することができます。何よりも、製品の所有権はプロダクトチームにのみ委ねられているわけではないことが分かります。

また、話しの中で強調されたのは、新しい標準(実際には「新しい」というわけではない)のテストを重ねること、そして実際のユーザーとともにテストを行うことが重要であるというメッセージでした。そうすることによって、単に見栄えの良いソリューションを考案するのではなく、実際の問題に集中できるようになります。

このことは、ソリューションが実際のユーザーの問題やニーズを解決していない場合、それらのソリューションが最も目的に適ったオプションではないということを再確認させるメッセージです。しかし、どうしたらそれが分かるのでしょうか?それは、Nuxeoが一番得意としていることなのです。お客様と話すこと、そしてもっと重要なのは、お客様の意見に耳を傾けることです。こうやって、デジタルの未来が見えてくるのです!

Nuxeoはお客様の意見にいつでも耳を傾ける準備ができています。あなたは話す準備ができていますか?