コンプライアンスの複雑さを解消
Nuxeoの記録保持管理
Nuxeoは、コンテンツの保持に関するきわめて複雑な法令や規制にも確実に対応することを重視しています。
Nuxeoのプラットフォームは、情報を安全に管理するための高度なツールに加えて、コンテンツの保持と廃棄のポリシーをバックエンドで簡単に設定して、きわめて厳格な事業とコンプライアンスの目標をも達成できるようにします。
Nuxeo Platform
記録保持ポリシーを自動化する
設定のオプションが多数与えられていても、コンプライアンス業務には難しさが伴うことがあります。文書のインポートと新規作成を処理するためのルールが綿密に定義されている企業ですら、非順守のリスクを最小限に抑えるためのツールが必要です。
イベントドリブン
ワークフローやビジネスプロセスの一環として文書の保持ポリシーを割り当てることで、文書の保持と廃棄が簡単になります。特定のイベントが起こると、対象となる文書に保持ポリシーが適用されます。
メタデータドリブン
Nuxeoの記録保持管理を使って、文書保持の要件として一定のメタデータ値を指定しておきます。文書が適切に区分されていれば、保持の要件が自動的に適用されます。
AIドリブン
標準的な区分ツールよりもさらに踏み込んで、NuxeoのAI(人工知能)サービスを使うことができます。Nuxeo Insightの強力な予測能力を活用して、特定の詳細に基づいてコンテンツを区分します。この洞察により、多岐にわたる文書に対して御社の保持ポリシーが自動的に適用されるようになります。
情報ガバナンスのベストプラクティスと政府の規制を徹底
Nuxeoは、コンテンツ保持ポリシーを設定することで、標準的な文書と企業記録の保持ライフサイクルを管理することができます。保持ルールが文書に適用されると、その後ルールが失効するまでは、Nuxeoが編集、置換、削除を防止します。記録保持管理を使えば、コンテンツを確実に管理してコンプライアンスを徹底できるようになるため、リスクを緩和すると同時に、ストレージやコンテンツ発見のコストを抑えられるようになります。
ドキュメントの技術的な詳細コンプライアンス&ポリシー
一定期間にわたる保持が義務付けられる文書を扱う際は、業界の規制と社内のポリシーを徹底しなければなりません。
リスク管理
古くなったコンテンツを永久に削除しておくことで、訴訟のリスクやセキュリティ侵害のリスクを抑えることができます。
知識共有
期限の切れた文書を廃棄して、最新かつ有効なコンテンツだけを残しておくことで、組織内の知識共有を向上させられます。
コスト削減
記録保持の保護を自動化し、比較的安価なアーカイブをサポートすることで、ストレージのコストを減らせるだけでなく、訴訟や発見にかかるコストも抑えられます。
SEC規則第17a-4条のコンプライアンス
米国証券取引委員会(SEC)の規則第17a-4条では、株式、債券、先物といった有価証券の取引と仲介に関する記録保持と訴訟ホールド、およびアクセシビリティの要件を定めています。この規則に基づいて、これらの行動の記録は長期にわたる保持が義務付けられ、ブローカーディーラーは変更や削除を防止しなければなりません。
米国証券取引委員会(SEC)の規則第17a-4条では、安全に管理されたストレージメディアの使用を規定しています。Nuxeoの記録保持管理とAmazon S3ストレージのコンプライアンスモードは、安全なストレージメディアの要件を満たし、米国証券取引委員会(SEC)の規則第17a-4条に完全に準拠しています。